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レオ&ブラピ共演
クエンティン
タランティーノ
上映劇場情報
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『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』は「昔むかし、ハリウッドで……」というタイトルどおり、虚々実々のおとぎ話。クエンティン・タランティーノが少年時代を過ごした1960年代のロサンジェルスへのノスタルジーを込めた、明るく楽しくポップなおもちゃ箱だ。

舞台は1969年、ラブ&ピースなヒッピー文化の頂点。ママス&パパスが「カリフォルニア・ドリーミング」で歌ったように、青い空と輝く太陽、花が咲き乱れる夢の国だったロサンジェルスに住む3人の男女が主人公。

ヒロインは実在の映画スター、シャロン・テート(マーゴット・ロビー)。カラフルなミニスカートに白いブーツをはいて、サイケデリックなロックでゴーゴー・ダンスを踊るシャロン。60年代フラワー世代を体現するようにピュアでキュートでチャーミング。彼女は映画監督ロマン・ポランスキーと結婚して、ロサンジェルスを見下ろす丘の上の豪邸に引っ越してくる。

だが、その隣に住むリック・ダルトン(レオナルド・ディカプリオ)は落ち目だった。かつてはTV西部劇の主役だったが、今では悪役しか回ってこない。もうイタリアでマカロニ・ウェスタンに出て出稼ぎしないと家も手放す羽目になる。  そんなリックを慰めるのが、長年、彼のスタントを務めてきたタフガイ、クリフ・ブース(ブラッド・ピット)。泣き虫レオ様の肩を黙って抱くブラピ。初共演の二人の胸熱すぎるバディ愛!

『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』は、この3人のとある3日間を描いている。ジョージ・ルーカス監督の『アメリカン・グラフィティ』が、1962年、ルーカス自身が高校を卒業したある夏の夜の出来事に、当時のクールな車の数々とカーラジオから流れるホットなヒット曲の数々を散りばめたように、タランティーノも、ムスタングやカルマンギアなどのマッスルカーと、ラジオからひっきりなしに鳴り続けるポール・リヴィア&レイダースなどのポップスで映画を彩る。テレビをつければ『鬼探偵マニックス』『FBIアメリカ連邦警察』などの人気番組が流れ、街はおしゃれな映画ポスターであふれている。『ジョアンナ』『キャンディ』……。タランティーノは自分の好きなものを思う存分、詰め込んでいる。

3人は、ハリウッドのさまざまな人物と絡んでいく。アル・パチーノ扮する海千山千のプロデューサー、カート・ラッセル扮するベテラン・スタントマン。それに、アダルト雑誌プレイボーイの総帥ヒュー・ヘフナーの豪邸には、スティーヴ・マックイーンがいる。撮影所には『グリーン・ホーネット』出演中のブルース・リーがいる。ブルース・リーはシャロンに格闘を指導し、なんとクリフと決闘する! 『ファイト・クラブ』でリー師父を真似ていたブラピが! そしてブルース・リーのそっくりぶり!

あまりにも楽しすぎるこのワンダーランドにも暗い影が忍び寄る。クリフはロサンジェルスの北にある牧場を訪れる。そこにはヒッピーの少女たち(ダコタ・ファニング他)が集まっている、カルト集団のコミューンになっている。リーダーの名前はチャールズ・マンソン。

1969年8月9日、マンソンの命令で信者たちが、シャロン・テートの家に押し入り、妊娠8ヶ月の彼女を惨殺した。それはカリフォルニア・ドリームを終わらせる事件だった。もう、あんなに輝いていた時代は二度と来ない……。

でも、タランティーノは時代なんか信じない。信じるのは映画の魔法だけだ。

果たしてリックは夢の王国ハリウッドから落ちこぼれるのか? クリフはブルース・リーに勝てるのか? シャロンは……????